■お仕立て上がり・中古美品 絹100%(金属糸繊維除く) 長さ約4.5m お太鼓柄 ※額縁仕立て ◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃 ◆店長おすすめ着用年齢 30代〜 ◆着用シーン 結婚式、パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇など ◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地 など ■中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますが美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
(※お届け前にプレス加工をサービスいたします。
お届けまで1週間前後頂戴いたします。
) 世界に二つとないその風合いや彩りに、思わず吐息がこぼれてしまいます。
こんなにも素晴らしい作品が、まだここにあるのです… もはや、通常のルートではお目にかかれません… まさに雲の上の存在に等しい、初代・久保田一竹。
ご存知の通りもうご存命ではございませんから、 氏の落款の入ったお品に美術館以外で出会えること、 これこそが奇跡のように近いことでございます。
中古品ゆえに、このお柄付けでこの価格。
中古品でなければ、少なくともこの3倍以上。
さらには状態もかなり良いという、本当に稀有な作品。
この価値をお分かりの方にお届けさせていただきたく思います。
久保田一竹氏が生涯をかけて取り組んだ題材・「辻ヶ花」。
悠久の時代を越えて— 白茶室町時代に一世風靡した「辻ヶ花」は江戸時代となると突然姿を消し、 別名“幻の染め”とも呼ばれます。
その世界を独自の感性で蘇らせたのが『久保田一竹』氏。
その名は世界的に知れわたっております。
「辻ヶ花」=「久保田一竹」といっても過言ではなく… 一竹氏の辻ヶ花との出会いは20歳の時。
東京国立博物館での衝撃により、生涯をその研究にささげることを決意。
戦時下での召集などの困難を乗り越え、手描き友禅を生活の糧としながら、 研究を続け、60歳にして初めて納得のいく作品を完成させたといいます。
これが「一竹辻ヶ花」と命名された逸品お着物の始まりでございます。
以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催し、 とりわけ、フランスでは、世界に芸術的な影響を与えたということで、 フランス芸術文化勲章を受賞されるほどの反響を生み出しました。
また、現存作家の個展を過去一度も開催したことのない、 アメリカのスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にて、 個展を長期開催するにまでいたっております。
世界が認める氏の辻ヶ花は、まさに美術品の域に達しているといっても 過言ではございません。
大量生産の辻ヶ花とは比べるまでもなく、 少し名の通った作家の作品ですら、その気品や格調、存在感において、 一線を画しております。
それは、選ぶ生地に始まり、緻密に計算された構図の美学、 色彩の魅力、染の加工、気の遠くなるほどに緻密で正確な絞りの針通しなどによって 生み出されるもので、一竹氏の技なくしては、表現できない極地でございます。
2003年、惜しまれながらも一竹氏は他界されてましたが、 その技は次の世代へと引き継がれております。
その偉大な初代のお品。
生地は光沢があり、程よい風合いに美しい格子の地紋が浮かび上がり…。
深みある薄花色の地には、ふわりと絞り染で描かれた辻ヶ花の意匠。
洗練された柄付け、構図、色彩はお年を重ねられても御召頂けるお品です。
どうぞ時代を経ても風格を失わぬ、本物の美をご堪能くださいませ。
母娘代々受け継ぐ美術品として末永くご愛顧いただければと願っております。
もちろん送料は無料。
商品到着後10日以内であればキャンセルも可能でございます! 気になった方は今すぐ買い物カゴへ入れるボタンをクリック! ■久保田一竹プロフィール 1916年 10月7日 神田に生れる 1931年 友禅師小林清師に入門 1948年 辻が花の研究に着手 1961年 独自の染色法一竹染を創業 1983年 パリ・チェルニスキー美術館にて「一竹辻が花展」 1984年 ニューヨーク・ダラスにて「一竹辻が花 光・風・音展」 1985年 ベルギー・ブリュッセルにて「一竹辻が花 光・風・音展」 1988年 バチカン宮殿にて上演された創作能「イエズスの洗礼」の衣装制作 1989年 ヨーロッパ主要都市にて個展 1990年 フランスよりフランス芸術文化勲章シェヴァリエ章を受賞 1993年 文化庁長官賞受賞 1994年 久保田一竹美術館(河口湖町)開館 1996年 ワシントンD.C.スミソニアン国立自然史博物館にて個展 2003年 逝去(享年86歳) 撥水加工をご要望の場合はこちら(パールトーン加工 袋帯) (ガード加工 袋帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついていることがございます。
この点をご了解くださいませ。
[AHK213710]-[TP:長洲]-[PS:長洲]-[CH:八木]-[文責:永田]-[0130019] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。